西芳照（にしよしてる）の年齢やプロフィール、経歴は？ラグビー日本代表にも帯同！！

サッカー日本代表の専属シェフとして、5回のワールドカップを食でサポートしてきた西芳照（にしよしてる）さん。

FIFA女子ワールドカップ2023でも、なでしこジャパンをサポート。
ベスト８を陰で支えたひとりですね。

その西芳照シェフが、ラグビーワールドカップ2023フランス大会に出場する日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」に帯同することになりました。
2019年のワールドカップでベスト8入りを果たした日本代表。
西芳照シェフのサポートがあれば、さらなる成績を収められることと期待してしまいます。

この記事では、西芳照さんのプロフィール、経歴、ラグビー日本代表の帯同について、どこよりもわかりやすくお伝えします。

どうぞ最後までじっくりお読みくださいね。

西芳照（にしよしてる）の年齢や出身などプロフィールを紹介

西芳照さんのプロフィールをご紹介しましょう。

名前：西芳照（にし　よしてる）
生年月日：1962年1月23日
年齢：61歳（2023年8月現在）
出身地：福島県南相馬市
出身高校：福島県立原町高等学校

（引用：Wikipedia）

中学校時代は剣道部に所属、高校時代は山岳部に所属していました。
サッカー日本代表の専属シェフを務めていた西さんですが、サッカーの経験はないそうです。

西芳照（にしよしてる）の経歴、会社やお店はどこ？

西芳照さんがサッカー日本代表のシェフになるまでの道のりはどのようなものだったのでしょうか。

西さんの経歴を詳しくみていきましょう。

1997年　双葉郡楢葉町に建設されたサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」内のレストラン「アルパインローズ」に勤務
1999年　「アルパインローズ」総料理長に就任
2006年　FIFAワールドカップ　アジア二次予選のシンガポール戦にシェフとして帯同
2011年3月　Jヴィレッジ内で東日本大震災に被災
2011年9月　Jヴィレッジないに喫茶店「ハーフタイム」をオープン
2011年11月　株式会社DREAM24設立
2016年　フードコート「くっちーな」をオープン
2016年10月　「NISHI’s KITCHEN」をオープン
2022年　FIFAワールドカップカタール大会を最後にサッカー日本代表専属シェフを勇退

（引用：Wikipedia）

西芳照（にしよしてる）の経歴～料理との出会い

西さんが料理と出会ったのは、大学受験に失敗して、東京の予備校に通っていた時のことでした。
アルバイトを始めた居酒屋で料理の楽しさに目覚めます。

予備校に通い始めて半年たらず、9月には大学進学を辞め、食の世界で生きていくことを決めてしまいます。
それまで料理はほとんどしたことがなかったという西さんでしたが、「料理」の世界で実力を発揮できたのには、その環境が大きかったのでは、と西さんは言います。

生まれ育った福島の南相馬の実家は目の前に畑があって、母や祖父母が作った野菜を毎晩食べて、自然が豊かなところで育ちました。おかげで舌が鍛えられたんでしょうね。野菜の素材の味や、お米も田んぼによって味が違う。
違いがわかる環境にいたことで舌が敏感だったのが料理人に向いていたのかもしれません。あとは手先も器用な方でした。体を動かして、ものを作るのは性に合っていました。

（引用：SAMURAI BLUEの中の人）

居酒屋でのアルバイトを経て、数年後には「京懐石よこい」で5年間修行します。
その後、東京の懐石料理店の総料理長に就任され、和食の世界で腕を磨きます。

大学進学を潔く諦め、食の世界へとシフトしてしまう、なにか見えない力に導かれていうような感じさえしてきますね。

和食の世界にいた西さんですが、どのようにサッカーとの縁が出来ていくのでしょうか。

それは次の章で詳しくお話しましょう。

西芳照（にしよしてる）の経歴～サッカーとの出会い

東京で仕事をしていた西さんは、ある日、故郷の福島に「Jヴィレッジ」が建設されることを知ります。
「自然の中で子供を育てたい」
という思いがあり福島に戻ることを決めます。

「Jヴィレッジ」は、1997年サッカーをはじめとするスポーツトレーニングセンターや一般宿泊施設として建てられました。
西さんは、その施設内のフードサービス業を手がけるエームサービスからの派遣でレストラン「アルパインローズ」で働き始めたのです。

ここが、西さんとサッカーとの出会いだったのですね。

でも、西さんがサッカー日本代表の専属シェフになるのはもう少しあとのようです。

2004年アテネオリンピック　アジア最終予選　アラブ首長国連邦でのU-23日本代表の集団食中毒という事件が起こりました。

このことをきっかけに日本サッカー連盟が日本人シェフの帯同を決めたのです。

選手が最高のパフォーマンスをするために、安心安全な食事を提供することを最重要ととらえたのですね。

アスリートも私たち一般人も、体は全部食べ物で出来ていますね。
大切な舞台で最大の力を出すためには、食事はとても大切ですよね。

2006年FIFAワールドカップ　アジア二次予選のシンガポール戦に、西さんは初めてシェフとして、日本代表に帯同、それ以降、日本代表が遠征するときにはチームに帯同しています。
遠征がない日は、Jビレッジの「アルパインローズ」で働く、そんな二刀流の日々でした。

西芳照（にしよしてる）の経歴～福島そして原発

2011年3月11日　東日本大震災。
西さんは「Jビレッジ」内で被災しました。

震災後は、娘さんがいた東京に避難し、本社でメニュー開発などの仕事をしながら、週末は福島に帰って、レストランの後片付けをする日々を送っていました。
当時、「Ｊヴィレッジ」は福島第一原発事故の対応拠点となっていました。
作業の合間に、毛布にくるまって階段などで仮眠をとる作業員たちをみたとき、彼らのために、
被災した地元のために何かしたい！という思いが募ります。
そして、2011年6月にエームサービスを退社。
9月には原発事故の対応拠点となっていた「Jビレッジ」に喫茶店「ハーフタイム」をオープンしました。
「ハーフタイム」では500円でビュッフェランチを提供。
疲労困憊の作業員たちが食事をすると笑顔になっていく、その姿に元気をもらったという西さん。
11月には「株式会社DREAM24」を設立。代表取締役に就任しました。

西芳照（にしよしてる）の会社とお店はどこ？

西さんが運営する会社とお店の詳細をご紹介しましょう。

福島にもどってからいくつかのお店をオープンして、閉店して、を繰り返し、今は、二店舗の営業と日本のアスリートを食でサポートする活動をされています。

西さんを突き動かす原動力はなんでしょうか。
福島への思い、スポーツへの思い、経営が苦しい時、支えてくれたサッカー関係者への思い。
誰かのために、お世話になった人への恩返しのために、働く西さん。
「働く」ということは尊い行為である、と西さんは伝えてくれているように私は感じました。

西芳照（にしよしてる）はラグビー日本代表にも帯同！！

長年、サッカー日本代表の専属シェフとして活躍してきた西芳照さんですが、2022年FIFAワールドカップ　カタール大会を最後に、日本代表専属シェフから勇退することを決めました。
その後も、Jリーグクラブの遠征や、女子ワールドカップの専属シェフとして帯同している西さん。

五輪選手や女性アスリートも支えていきたいとその活動はますます幅を広げていくようです。

そして、ラグビーワールドカップ2023フランス大会にも、日本代表を支えるシェフとして帯同することになりました！

8月27日にイタリアで行われたイタリア対日本のテストマッチから日本代表に帯同、早速、選手たちの胃袋を掴んでいるようです。

美味しすぎました。ランチ食べてすぐ晩御飯が楽しみになってきました。（流大選手）

ご飯が本当に美味しい。毎日が楽しみです！！（姫野和樹選手）

外食しなくて済むけど、美味しすぎて体重コントロールが難しい（中村亮土選手）

西さんは、選手が温かい料理を食べられるようにと、選手の目の前で温かい料理を仕上げる「ライブクッキング」というスタイルを取っています。

ホテルのビュッフェに行くとシェフが目の前でステーキなどを焼いてくれますよね。
美味しそうな匂い、お肉の焼ける音、五感が刺激されて食事がさらに楽しくなります。

ラグビー選手はサッカー選手とは必要としている栄養も量も違うことでしょう。
豆類やキヌアなどの雑穀を提供する予定で、種類もサッカーより多くなるとのこと。
サッカー日本代表の定番メニューはハンバーグ、銀鱈の西京焼き、うなぎのかば焼きですが、ラグビー日本代表にはどんなメニューが喜ばれるのでしょうか。

強力な食の助っ人を得たラグビー日本代表。
きっと最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。

西芳照（にしよしてる）の年齢、プロフィール、経歴、ラグビー日本代表についてのまとめ

まとめです。

・西芳照の年齢は61歳
・西芳照の出身地は福島県南相馬市
・西芳照の会社は株式会社DREAM24
・西芳照のお店は「くっちぃーな」「NISHI’s KITCHEN」
・西芳照はラグビーワールドカップ2023フランス大会に帯同

最後までお読みいただきありがとうございました。