日本代表に選出された外国人選手のひとり、クレイグ・ミラー選手。
日本で活躍するクレイグ・ミラー選手の国籍はどこなのでしょうか。
ラグビー選手としての経歴や日本代表にいつ選出されたかなど、クレイグ・ミラー選手に関することをご紹介します。
どうぞ最後までお読みくださいね。
クレイグ・ミラーの国籍はどこ?
クレイグ・ミラーの国籍はニュージーランドです。
国籍がニュージーランドなのに、日本代表に選ばれるって、なんだか不思議ですよね。
ラグビーはその国の代表になるためには、他のスポーツとは違い、国籍主義ではなく、所属協会主義をとっています。
ですので、その国の国籍を持っていなくても、ある条件を満たしていれば国の代表になることができるのです。
その条件とは
・当該国で出生している
・両親、祖父母の1人が当該国で出生している
・プレーする時点の直前の60ヶ月(2021年12月31日までは36ヶ月)継続して当該国を居住地としていた
・プレーする時点までに、通算10年間、当該国に滞在していた(引用:@niftyニュース)
この条件のうちのひとつを満たしていれば、外国籍でも日本代表として活躍できる可能性がある、ということなのですね。
もちろん、これは日本代表に限ったことではなく、他の国でもその国の国籍を持っていなくても代表選手になれます。
日本人はその顔の特徴から、西洋人との違いがはっきりと分かるので「代表選手に外国人が多い!」と話題になりがちですが、外国の代表でも同じことが起きているのですよね。
クレイグ・ミラーは会計士ってほんと?
クレイグ・ミラー選手は地元、オタゴ大学で会計学を専攻していました。
オタゴ大学は1869年に設立された歴史のある大学で、ニュージーランド南島で唯一、医学系の学部のある大学なのです。
地元にそのような有名大学があるということは、進路を決めるうえで目標になったのかもしれませんね。
クレイグ・ミラー選手は、大学卒業後は、会計士として働きながらラグビー選手として活躍していました。
まさに「二刀流」ですね。
クレイグ・ミラーの出身地など経歴をご紹介します!
クレイグ・ミラー選手は、ニュージーランド ダニーデンの出身です。
ダニーデンというのは、ニュージーランド南島で二番目に大きな町です。
オタゴ大学を中心とした学生の街でもあり、また、ラグビーの街でもあります。
ハイランダーズというスーパーラグビーに参加しているチームの本拠地でもあるのです。
そのような土地で、クレイグ・ミラー選手の父親は、U7(7歳以下)のラグビーチームのコーチをしていました。
その影響で、クレイグ・ミラー選手もラグビーを始めることになったのです。
クレイグ・ミラー選手がラグビー選手になったのは、ある意味、必然なことだったのかもしれませんね。
クレイグ・ミラー選手は、ラグビーの国際大会であるスーパーラグビーに参加しているニュージーランドのチーム「ハイランダーズ」に参加。
2018年には日本のチーム「サンウルブズ」に参加するために、そして、埼玉パナソニックワイルドナイツに参加するために来日しました。
ダニーデンは、オットセイやペンギンなどの野生生物がいる自然豊かな町です。
そのような土地で育ったクレイグ・ミラー選手は、現在居住している、埼玉県越谷市も、自然が豊かでとても気に入っています。
休日には、趣味の釣りをするために、海や川、湖などへ出かけます。
ラグビーは体だけでなく、頭脳プレイが必要だともいわれていますね。
タフなラグビー選手として活躍するために、自然豊かな場所でリフレッシュすることは大切なことかもしれませんね。
クレイグ・ミラーが日本代表に選出されたのはいつ?ポジションはどこ?
クレイグ・ミラー選手は、2022年秋に始めて日本代表に選出されました。
ニュージーランド国籍であるクレイグ・ミラー選手が日本代表になれたのは、継続して3年間日本に居住していたからですね。(2023年現在は5年間の居住期間が必要)
2023年9月18日現在、クレイグ・ミラー選手の日本代表キャップ数は15。
日本代表として海外代表との試合(テストマッチ)に15回出場した、ということを意味しています。
日本代表で、クレイグ・ミラー選手はどのポジションで活躍しているのでしょうか。
クレイグ・ミラー選手のポジションはプロップ(PR)です。
クレイグ・ミラー選手の背番号は、先発なら1番、リザーブなら17番です。
186㎝、116kgという体格のクレイグ・ミラー選手は、ラグビー選手の中でも屈強な体格です。
プロップというのは、スクラムの最前列を守るポジションですね。
クレイグ・ミラー選手は、その左側を守っています。
このポジションは稲垣啓太選手がいます。
稲垣啓太選手とこのポジションを競いあっている、ということです。
スクラムで相手選手とガチっと組み合う、非常に重要なポジションですよね。
実は、クレイグ・ミラー選手は、2014、2016、2017年とハイランダーズでジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチとトニー・ブラウン アシスタントコーチに指導を受けていました。
そして、2018年には、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの元、サンウルブズで活躍しています。ジェイミー・ジョセフを最も理解する選手の1人といわれる、いわゆるジェイミー・ジョセフの申し子と言われる所以ですね。
日本に来日した翌年の2019年には観客として、あのラグビーワールドカップ2019日本大会の盛り上がりを体験しました。
そして、2023年には日本代表としてワールドカップに出場を果たしました。
大きな体から生まれる力強いタックルからは攻撃のチャンスが生まれます。
まさに縁の下の力持ち。
ワールドカップでのクレイグ・ミラー選手の活躍に注目したいと思います。
クレイグ・ミラーの国籍、会計士、経歴、日本代表についてのまとめ
まとめです。
・クレイグ・ミラーの国籍はニュージーランド
・クレイグ・ミラーは会計士とラグビー選手の二刀流だった
・クレイグ・ミラーの父はラグビーのコーチだった
・クレイグ・ミラーはニュージーランドのハイランダーズで活躍
・クレイグ・ミラーは日本のサンウルブズ、埼玉パナソニックワイルドナイツで活躍
・クレイグ・ミラーは2022年秋に初めて日本代表に選出された
最後までお読みいただきありがとうございました。
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