日本代表として、また、サントリーサンゴリアスの選手として活躍している流大(ながれゆたか)選手。
ラグビー選手の中には、父が、兄が、ラグビー選手である、という人も少なからずいます。流大選手の父親やお兄さんはどのような人なのでしょうか。
こちらの記事では、流大選手の父親や兄について、また、流大選手の出身地や経歴について詳しくご紹介いたします。
流大の父親はラグビー選手だった!?
流大選手の父親はラグビー選手だった、というウワサがあります。
しかし、記録が残っておらず真偽は不明です。
ラグビー選手として大学や実業団で活躍していたら、記録や記憶に名前が残ってるはずなので、ラグビー選手ではなかったのかもしれません。
スポーツ選手の両親はスポーツ経験者であることが多いので、 学生時代に多少ラグビーの経験があるか、ラグビー観戦が好きだったのかもしれませんね。
流大選手の2人の兄は野球の経験があります。3人の子供がみなスポーツを経験していることから、父親もなにかのスポーツはしていた可能性があります。
流大選手は、9歳の時に親の勧めでラグビーを始めていますので、父親がラグビーに興味があったことは想像できますね。
流大の兄は元プロ野球選手?
流大選手の2番目の兄である、流大輔(ながれだいすけ)は独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属していた元プロ野球選手です。
流大輔は、高校を卒業後に、プロ野球独立リーグ 四国アイランドリーグ plusの高知ファイティングドッグスと愛媛マンダリンパイレーツで約5年間プレーしました。
高知ファイティングドッグスに所属していた2011年には俊足を活かしたプレーで最多盗塁王を獲得しNPB球団から注目されました。
NPBというのは、日本野球機構のことで、日本国内のプロ野球(セ・リーグとパ・リーグ)を統括する組織のことです。
そのNPBから注目されたということは、セ・リーグ又はパ・リーグの球団に入団する可能性がうまれた、ということなので、野球をしている人にしてみたら、とても嬉しいことですよね。
流大輔もまた、NPBに行きたいという強い思いを持っていて、次のように語っています。
流大輔は、NPBでも通用するプレーをしようと夜間に自主練習を行いました。ドラフト指名されNPBへ入団するチームメイトを見て「次は自分も」という思いを強くしました。
しかし、右肘の故障が原因で、2012年に退団を余儀なくされました。
流大輔は、この時まだ23歳でした。本当に残念ですね。
退団後は、実業団の軟式野球部で2年間プレーしました。
流大と兄との関係は?
流大と流大輔は4つ年が離れています。
子供のころは、二人の間には体育会系の先輩後輩のような上下関係があり、兄である流大輔は末っ子の流大に厳しく接しました。
流大は9歳の時「りんどうヤングラガーズ」でラグビーを始めました。兄の流大輔は野球、弟の流大はラグビー、違う競技で切磋琢磨して育ちました。
競技は違えども、互いに負けたくない!と思う時期もありました。
流大は帝京大学4年の時主将を務め、ラグビー全国大学選手権で優勝しました。
帝京大学は6連覇を達成しました。
流大輔は、この時初めてラグビーを観戦し、流大は自分を超えたと感じました。
と話しています。
その後、流大輔はプロ野球独立リーグの四国アイランドリーグplus高知などで活躍し、流大は所属チームや日本代表で主力の地位を確立しました。
兄弟の上下関係は、いつしかアスリートとして「お互いリスペクトする仲」へと変化していきました。本当に素敵な関係ですね。
流大の兄が経営するのは?
流大の兄である流大輔は現在、福岡県久留米市で野球専門のトレーニング施設を運営し、自ら指導を行っています。
「野球塾ssba(shooting star baseball academy)」では小学生から大人までサポートしています。
小学1年生から中学3年生までの方を対象に、アスリートクラスという定員8名のレッスンがあります。
生徒1人1人とコミュニケーションをとりながら、ステップアップすることを大切にしているそうです。
週1日で月謝は8800~15400円で、無料体験を実施しています。
通う前に見学するだけでなくレッスンに参加することができるのは魅力的ですね。
少年野球チームに所属する子供達が、練習が休みの日に通っています。
もちろん初心者も歓迎ですよ。
充実した設備をご紹介しましょう。
・バッティングマシン、トレーニングマシン、ラプソードPRO3.0が完備
ラプソードPRO3.0は大リーガーも使用している、最新の弾道分析測定機器です。球速、回転数、回転軸、リリース情報、投球コース、打球角度、打球方向、投球コースを計測することができます。
・駐車場もあり8台駐車可能
すごい施設ですよね。
実際にこの施設では、プロ野球選手のサポートも行っています。
プロ野球選手が自主トレーニングをするためにこの施設を訪れているのです。
そのうちの三人をご紹介します。
川崎宗則選手
川崎宗則選手とは、10年以上交流があります。
初めて会ったのは、流大輔が現役時代に合同自主トレに参加した時です。
流大輔と川崎宗則選手はプレースタイルがとてもよく似ています。
当時から、川崎宗則はソフトバンクで不動の地位を築いていましたが、川崎宗則選手の人を選ばない底抜けの明るさに、流大輔は惹かれました。
川崎宗則選手が「一番尊敬する師匠だ」と話すほど、流大輔との関係は密接なものなのですね。
若松駿太選手
中日で10勝、栃木ゴールデンブレーブスで13勝を挙げた投手の若松駿太選手は、合同トライアウトに向けた準備のため訪れました。不調に苦しんでいましたが、ここでトレーニングをするうちに球速が上がり、本来の調子を取り戻すことができました。
牧原大成選手
ソフトバンク牧原大成選手の自主トレを、毎年サポートしています。牧原大成選手は、俊足と守備力を活かして、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍しました。流大選手は、兄の流大輔を通じて牧原大成選手と交流があり、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を東京ドームで観戦しました。素敵な関係ですね。
流大の出身地とプロフィールは?
流大は、福岡県久留米市出身で「くるめふるさと大使」に就任し、久留米をPRしています。ちなみに、同じ久留米市出身のソフトバンク牧原大成選手も「くるめふるさと大使」に就任しています。
プロフィールをご紹介します。
生年月日:1992年9月4日
身長:166cm
体重:75kg
ポジション:SH(スクラムハーフ)
出身高校:熊本県立荒尾高校
出身大学:帝京大学
所属チーム:東京サントリーサンゴリアス
流大の経歴は?
高校進学の時、流大選手は、東福岡高校への進学を志望しましたが、荒尾高校から熱烈なアピールを受け、熊本県立荒尾高校への進学を決めました。
高校3年時には、主将を務め花園(全国高等学校ラグビーフットボール大会)に出場しました。
帝京大学では2年時から活躍し、4年時には主将として大学選手権6連覇に貢献しました。
大学卒業後には、東京サントリーサンゴリアスに入団しました。
2016-2017年度には主将としてチームを2年連続2冠に導きました。
2019年ラグビーワールドカップでは、史上初のベスト8進出に貢献しました。
2023年ラグビーワールドカップでは副主将を務め、チームを牽引しました。
2023年ワールドカップ終了後に、日本代表引退を明言しました。
今後、日本代表に選ばれることはありませんが、現役選手としてまだまだ活躍してくれることと期待しています。
流大選手は、現役引退後のセカンドキャリアについて、コーチングをしたい、コーチをしっかりと経験して監督もやりたい、という意向があります。
スクラムハーフは試合全体、チーム全体を見るポジションなので、コーチや監督という役割には向いていますね。
流大選手は、今はプレーヤーとして、責任を果たしチームを勝たせることを考えています。
今シーズンの東京サントリーサンゴリアスのスローガンは
これを実現することが、とても重要だと流大選手は話しています。どんなサンゴリアスを見られるのか楽しみですね。
流大のまとめ
・流大の父親はラグビー選手だったというウワサがあるが真偽は不明
・流大の次兄 流大輔は四国アイランドリーグplusで活躍した元プロ野球選手
・流大は福岡県久留米市出身
・流大は高校3年生の時に主将を務め、花園へ出場
・流大は大学4年の時に主将を務め、大学選手権6連覇へ貢献
・流大はラグビーワールドカップ2019、2023に出場
・流大はサントリーサンゴリアスに所属
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