【ラグビー】スタンドオフの役割やスキルとは?体格?有名選手が知りたい!

ラグビーの試合をテレビ観戦している時、画面に大きく映し出されることの多いポジションは、スタンドオフではないでしょうか。

そして、スタンドオフの選手は、イケメンが多いですよね~

この記事では、スタンドオフの役割やスキル、体格や、有名選手について、どこよりもわかりやすくお伝えします。

どうぞ最後までじっくりお読みくださいね。

【ラグビー】スタンドオフの役割は?意味や背番号を知りたい!

背番号10番を背負ったスタンドオフの代名詞として「司令塔」と言われることが多いですね。

ゲームをコントロールし、チームを勝利へと導く役割を担っています。

それはどういうことなのでしょうか?

ラグビーでは、スクラムモールといった密集して行うプレーがあります。
そういった密集地からボールを出すのはスクラムハーフの役割です。
そして、スクラムハーフからボールを受け取るのが、スタンドオフの役割なんです。

スタンドオフは、密集地から少し離れているので、全体を見る余裕があります。
どんなプレーを行うか、スクラムハーフからボールを受け取るまでの時間に考えます。

パスをするのか、キックをするのか。
どこにパスをするのか。どんなキックをするのか。
どのように攻撃するかを瞬時に判断し、ゲームをマネージメントする役割なのですね。

とても責任重大ですよね~

でも、だからこそ、やりがいのあるポジションだと言えますね。

勝っても負けても、その責任はスタンドオフにある

ということなのですね。

 

また、相手チームのフォワードが抜けてきた時に、まずタックルにいくのが、スタンドオフのもうひとつの役割でもあります。

フォワードとバックスが上手く連携できるようにプレイをコントロールする、攻守ともに非常に大きな役割を担っているのです。

【ラグビー】スタンドオフの意味は?

スタンドオフの意味は、「離れて立つ」という意味です。

スクラムから離れて立っているハーフバックと言う意味なんですね。
ちなみに9番のスクラムハーフは、スクラムなどの密集地の近くにいて、ボールをその密集地から出す役割があります。
そのボールを受け取るのが、10番のスタンドオフです。
9番のスクラムハーフと10番のスタンドオフをまとめて「ハーフバック」と呼びます。

【ラグビー】スタンドオフのスキルとは?求められるものは?

スタンドオフに求められる主なスキルとしては三つあります。

・キック力

・パス力

・状況判断力

それぞれについて見ていきましょう。

【ラグビー】スタンドオフのスキル「キック力」

相手チームが自分たちの陣地(自陣)の深くに攻めてきた時、ピンチから抜け出すために、ボールを蹴って(キック)、相手の陣地のタッチラインの外にボールを蹴り出すことがあります。
そのことによって自分たちの陣地を回復し、敵陣に攻め入ることができます。
このキックを蹴るのがスタンドオフなのです。

考えてみてください。

陣地を回復するために蹴ったキックが、相手チームに取られてしまったら?

蹴ったキックのコントロールが悪く、思うような場所ではなかったら?

戦略が崩れますよね。
スタンドオフにはキックの正確さが求められているのです。

正確さが求められるキックに、コンバージョンキックとペナルティーゴールがあります。

コンバージョンキックとは、トライをした後に蹴るキックで2点獲得できます。

ペナルティーゴールとは、相手チームが反則をしたときに選べる、キックで3点で獲得できます。

いずれもクロスバーを越えれば与えられる得点なので、外すわけにはいきません。
観客が息をのんで見守る注目のプレイですよね。
スタジアムがシーンと静まり、ゴールが決まった次の瞬間、スタジアムが歓声に包まれる、私が大好きなシーンのひとつです。

【ラグビー】スタンドオフのスキル「パス力」

スタンドオフはスクラムハーフから最初にパスを受け、攻撃を開始します。

キックと同様にパスをする回数も非常に多いポジションなのです。

出したいところにパスを出すことができる、高いレベルでのパススキルが必要とされています。

【ラグビー】スタンドオフのスキル「状況判断力」

チームを勝利に導くために必要なのが、状況判断力ですね。

冷静で的確な判断力はもちろん、ラグビーへの高い理解度も必要になります。

そのために、多くの試合を経験するのはもちろん、多くの試合を観て、細かな場面での判断力を養うことが求められます。

スクラムなどの密集地のプレイでは、スクラムハーフからボールを受け取るまでの時間に、全体を把握し、戦略を考え、声かけするなどして、チーム全体をまとめていく。
会社で言えば、管理職の役割ですね。

それも、刻々と移り行くゲームの中で瞬時の判断が求められますので、経験はもちろん、センスも必要になるのではないかと、私は思います。

【ラグビー】スタンドオフの体格は?身長はどのくらい?

相手チームの屈強なフォワードにタックルする場面などもあるスタンドオフは、フィジカル面のタフさも必要とされています。

フォワードのような屈強な体つきでなくとも、フィットネスの強さ、体幹の強さが必要になってきます。

スタンドオフは、キックやパスなどを行いますので、強い体と共に俊敏に動ける体であることも必要だと思います。

世界で活躍する選手の体格をご紹介しましょう。

・ニュージーランド代表の「ボーデン・バレット」は187㎝ 92kg

・アイルランド代表の「ジョナサン・セクストン」は188㎝ 90kg

・日本代表の「松田力也」は181㎝ 92kg

【ラグビー】スタンドオフの有名選手は誰?歴代日本代表では?

スタンドオフとして活躍する選手をご紹介しましょう。

「ボーデン・バレット」
2017年の世界最優秀選手
ワールドカップ2015、2019、2023とニュージーランド代表に選出
5兄弟の内3人がニュージーランド代表選手

「ジョナサン・セクストン」
2018年の世界最優秀選手
ワールドカップ2011、2015、2019とアイルランド代表に選出

「ダン・カーター」
ワールドカップ2015 ニュージーランド代表に選出
2021年現役引退
コベルコ神戸スティーラーズでもプレイ
世界最高のスタンドオフと呼ばれた

「田村優」
ワールドカップ2019の日本代表に選出

「松田力也」
ワールドカップ2019、2023の日本代表に選出
高校日本代表に選ばれたこともある

「李承信」
ワールドカップ2023の日本代表に選出
活躍が期待されている

【ラグビー】スタンドオフの役割、スキル、体格、有名選手のまとめ

まとめです。

・ラグビー スタンドオフの役割は、ゲームをコントロールし、チームを勝利へ導くこと
・ラグビー スタンドオフのスキルで求められるのは、キック力、パス力、状況判断力
・ラグビー スタンドオフの体格は、フィジカル、体幹の強さ
・ラグビー スタンドオフの有名選手は、ボーデン・バレット、ダン・カーター、松田力也

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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